SORACOM APIを使って、SORACOM認証情報(AWSアクセスキー)を削除してみた
お掃除の自動化ができそうです。
SORACOMには、開発者向けにAPIが提供されています。
本記事では、このAPIを使って、SORACOM認証情報を削除してみました。 AWSアクセスキーをローテーションしたあと、不要になったSORACOM認証情報を削除する場面を想定しています。
おすすめの方
- SORACOM APIを使いたい方
SORACOM APIを使う準備
- SAMユーザの作成
- SAMユーザのアクセス権限を付与
- SAMユーザの「認証キーID&認証キーシークレット」を取得
上記については、次のブログを参考に行います。
なお、今回のアクセス権限は下記となります。
{ "statements": [ { "api": [ "Credential:deleteCredential" ], "effect": "allow" } ] }
SORACOM APIで認証情報を削除する
いまの認証情報を確認する
今回は「foobar-20220722」を削除します。
利用するAPI
次のAPIを利用します。
- DELETE /credentials/{credentials_id}
Pythonスクリプト
次のスクリプトを使います。内容的には、SORACOM APIを使うためのAPIキーを取得して、認証情報の削除APIにアクセスしています。
お試し実装のため、下記となっています。本番運用時には適宜検討し、実装してください。
- APIトークンの有効期限はデフォルト設定です。
- レートリミットの考慮をしていません。
import json import requests from typing import Tuple SORACOM_ENDPOINT = 'https://api.soracom.io/v1' SORACOM_KEY_ID = 'keyId-aaa' SORACOM_SECRET = 'secret-bbb' SORACOM_CREDENTIAL_ID = 'foobar-20220722' def main(): api_key, token = get_token() delete_credentials(api_key, token) def get_token() -> Tuple[str, str]: headers = {'Content-Type': 'application/json'} data = { 'authKeyId': SORACOM_KEY_ID, 'authKey': SORACOM_SECRET, } resp = requests.post(f'{SORACOM_ENDPOINT}/auth', headers=headers, data=json.dumps(data)) d = resp.json() return d['apiKey'], d['token'] def delete_credentials(api_key: str, token: str) -> None: headers = { 'Content-Type': 'application/json', 'X-Soracom-API-Key': api_key, 'X-Soracom-Token': token, } resp = requests.delete( f'{SORACOM_ENDPOINT}/credentials/{SORACOM_CREDENTIAL_ID}', headers=headers, ) print(resp) if __name__ == '__main__': main()
スクリプトを実行する
python app.py
SORACOM認証情報を削除できました。
さいごに
SORACOM APIで認証情報の削除ができました お掃除の自動化ができそうです。